断罪の巨大な蛇の遺跡

カナウ君は、石の彫刻に興味を持っています。
そんな時に最近仲良くなった友達から、
「断罪の巨大な蛇の遺跡には、
色々と石造があるよ。」
と教えてもらいました。

カナウ君は怖そうな所だと、
最初は嫌がったのですが、
友達が言うには、
ちょっと、怖い彫刻もあるけれど、
次第に可愛らしくなっていってたよ、
との事でした。

カナウ君も、そろそろこの地域の事を
知っていきたいと思っていたので、
ちょっとだけ勇気を奮い起こして、
『断罪の巨大な蛇』の遺跡に向かいました。

入り口に色々面白い石造が転がっています。
ちょっと抽象的な感じですけど、
何となく、蛇の大きな口に、
何かおかしなものが飲み込まれていってる、
みたいにも見えました。

カナウ君は、少しドキドキしながら、
大蛇?の石造口の中に
入っていきました。

中は一面に不思議な彫刻や、
綺麗な花が咲いていました。

カナウ君の読んだ本には、
『まだ、飲み込まれたばかりだから、
消化されてないけれど、
この後で皆ドロドロになるんだよ。』
って描いてありました。

カナウ君は、思ったより全然綺麗な所だなあ、
と思いつつも
このまま奥まで行くのはちょっと怖いかな?
って思ったりもしました。
それでも、これは昔話みたいなものと、
一歩足を踏み入れて行きました。

蛇の遺跡の中は、少し暖かく、
フワフワとしているみたいです。

フワフワしてるので、
作り物のお魚やお花さんも、
フワフワと浮かんでいました。

カナウ君もフワフワと中に入って行きました。

フワフワと飛んで行った先は、
蛇の胃袋でした。

カナウ君はもっと、
色々なものが詰まってるのを想像してましたが、
きっと消化されたのかな?などと思いました。

看板にはこう書いてました。

「つながる想い
つなげる想い
つなげられる想い」

何だろう?と思っていると、

「君にはまだそんなに無いみたいだね。
想いの重さに潰されない事を願ってるよ。」

と文字が増えました。

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